パーソナルカラーリストの開業に必要な資金、資格、申請ガイド

近年注目されているパーソナルカラー診断。
似合う色の布をお顔の下に当てると、肌が綺麗に見えたり、垢抜けて見え、
その結果をもとに服やメイク、ヘアカラー、ネイル…と
活用するシーンが多く
見え方の重要性が高くなってきている今、職業としても注目されています。

カラーリストの開業は、需要のシーンが幅広く、開業のための特別な資格は不要です。
診断場所を確保していればサロンを構えず初期投資を少なくして誰でも簡単に始めることが可能です。

今回の記事では、パーソナルカラーリストで開業するために必要な基礎知識をご紹介していきます。

以下省略し「カラーリスト」と記載します。

カラーリストでの開業に必要な資格

カラーリストで開業するためには、特に資格は必要ありません。年齢・性別に関係なく、資格も必要ない点は、カラーリストで開業する一番のメリットと言えるでしょう。ご自身が常にお客様に満足していただくサービスを提供することが最も大切です。

開業のための資格は必要ありませんし、必ず取っておかないといけない資格はありません。ですが、正しい色の知識は必須です。大手のカラースクールの養成講座、各カラーの協会が行う養成講座、個人のカラーリストが行うカラーリスト養成講座で学び認定をもらいましょう。
相場は約15万〜100万円とピンキリです。

また、より深く色やファッションの知識を得るために「文部科学省後援 色彩検定1級」、
インテリアや製品の色の提案もされたい方は「商工会議所のカラーコーディネーター検定試験」の資格もあるといいです。

他にも、高齢者の色彩設計に特化した「色彩福祉検定」もあります。
調べるとスクール、協会、個人のカラーリスト、色の検定はたくさんあります。

色だけでなく、骨格診断、メイクスキル、顔診断、整理収納、心理学など他の資格と組み合わせることで
オリジナリティのあるサービスを提供することが可能です。

また、本業が別の美容関係の場合にもパーソナルカラーの知識を取り入れたり、サロンのメニューに取り入れたいという方も近年増えてきました。
美容師、美容部員、フェイシャルエステ、個人経営のアパレルショップオーナーなど本業と組み合わせることでサービスの価値を高めることが出来ます。
しかし、「カラーリストは本業ではないから」と中途半端な知識を持って接客をすると信用を落としかねません。

ご自身が何を目指していくのか、お客様に何を提供して行きたいのか目的をはっきり決めてどの資格を取るかを決めましょう。

カラーリスト開業の2つのタイプ

カラーリストの開業には、大きく分けて2つのタイプがあります。店舗を持つサロンタイプ、自宅でのサロンです。また、お客様の家やレンタルスペースで診断を行う出張型もあります。

サロン型の開業

店舗型のカラーサロンを開業するあたって、資金はどれくらい必要なのか気になりますね。どこまで費用をかけるかによって必要な資金は大きく異なりますが、おおむね200万円程度あればスタートできるでしょう。

・店舗賃貸費(家賃8万円):約100万円
・内装工事代:約30万円〜50万円(居抜きなら0の場合も)
・家具代(テーブル、椅子6脚、ホワイトボード、姿見):約30万円
・宣伝広告費:約1〜5万円

基本的にカラーリストは一人での開業が主流ですが、従業員を雇う場合はさらに費用がかかります。また、宣伝広告費に関しては、最低でも5万円は用意しましょう。特に自宅開業の場合は、店舗ではないため目立ちません。まずは無料のホームページやブログを作成し、SNSも活用して地道に宣伝をしましょう。検索エンジンの検索結果に表示される広告や、Facebookの広告はターゲットの居住地域や年代、興味を細かく指定でき費用対効果も高いためお勧めです。

自宅型(出張)の開業

自宅の一部をサロンとして利用する場合、カラー診断用の椅子と机、姿見があればOKですので、10万円もあれば開業が可能です。
ただし、不動産によっては自宅サロンとして使用することがNGの場合もありますので、心配でしたら事前に確認しましょう。

また、自宅サロンを営む場合は、いかにお客さんを獲得してファンになってもらうかが大切です。出張カラー診断と組み合わせて、自宅だけではなく、レンタルスペースやコワーキングスペース、お客様のお家にもフットワーク軽く出張するなどしてはいかがでしょうか。
出張診断は小さいお子様がいらっしゃる方、サロンに出向くのが困難な方からの需要があります。

カラーリスト開業時に準備すること

サロンを開業する際は、用具の他に準備しておくと良いものがいくつかあります。

サロン型)屋号を決めよう

屋号とはサロンの名前です。
サロンを構える場合には必要になります。
サロンを持たずにフリーランスで活動する場合には、あってもなくてもどちらでも構いません。

開業する際に、これから活動していく方向性やコンセプトについてじっくり時間をかけて考えておきましょう。そのコンセプトを元に、カラー診断サロンであることがすぐに分かってもらえるような、屋号を考えましょう。

サロン型)サロンのロゴ

また、宣伝用にホームページやインスタグラムアカウント、Facebookページなどを作成する際は、ロゴがあると便利です。知り合いのデザイナーさんや、クラウドワークス・ランサーズ、ココナラなどを使います。

相場は千円〜10万円以上とかなりバラツキがありますが
カラーリストとしてコンセプトと色彩心理、配色テクニックを用いて納得のいくものを作りましょう。

カラーリストの名刺

名刺は必ず作るようにしましょう。その際、表にはお名前、連絡先、ホームページURLなどを記載し、できればご自身の顔写真やイラストを入れておきましょう。裏には、簡単な自己紹介を記載することをおすすめします。仕事に関する紹介だけではなく、出身地や血液型、趣味なども記載すると親近感を持ってもらえます。
デザインはホームページやロゴと合わせると一貫性があり、
色を仕事にする人としての信頼度に繋がります。

カラーリストのホームページ、ブログ

カラーリストの職業に限らず、個人事業主の方にとって重要なのがホームページやブログです。どちらも最近は無料でデザイン性の高いものを作ることができます。
ホームページには、自己紹介、サロンの概要、メニュー、所在地などを載せましょう。実際に施術を受けたお客様の声を掲載することをおすすめします。
ブログでは、流行りのファッションについてや、カラー診断に関する情報などを積極的に発信しましょう。ブログから集客してお客様になってくれることもあります。

ブログで書いた記事は、Facebook、Twitterなどで発信しましょう。文章を書くのが苦手な方にはInstagramがおすすめです。どのSNSも自分の発信だけではファンになってもらえません。自分もそのSNSを楽しみ積極的に交流して行きましょう。
楽しい雰囲気、誠実に情報を発信する姿勢が分かると人は自然と集まります。

書いても書いてもお客様がいらっしゃらない…という時にはブログコンサルを受けたり、読んでもらいやすいブログやキャッチコピーの書き方の書籍も多く出ていますのでSNSでの集客についても学んでいきましょう。

発信と魅せ方は身につけておくとフォロワーの信頼を貯金していき後々の集客が楽になっていきます。

カラーリスト開業と税務署への届け出

法人ではなく個人事業として開業する場合、税務署に開業を知らせる「開業届」の提出をしなければなりません。

その際、1月〜12月までの所得を計算し所得税を申告する確定申告についても簡単な知識を持っておきましょう。確定申告には青色と白色の2種類があり、節税効果が高いのは青色申告です。一般的に青色申告は難しいと思われがちですが、会計ソフトを活用すれば白色申告と手間はほぼ変わりません。むしろ、開業時に初期投資が必要なカラーリストの開業の場合、青色申告の大きな節税メリットを活用しない手はないです。
青色申告を選択するためには、開業届を提出する際に合わせて「青色申告承認申請書」も提出しなければなりません。

開業届は事業開始日から2ヶ月以内に、もしくは1月1日〜3月15日までに提出する必要があります。期限を過ぎた場合は、青色申告出来るのは翌年からになります。

急に開業届、確定申告だなんて「なんだか難しそう…」ですよね?

おすすめは、ステップに沿って質問に答えるだけで簡単に開業届と青色申告承認申請書が作成できる開業freeeの活用です。

効率化と節税のポイント

開業freeeを活用すれば、3ステップに沿って必要事項を記入していくだけで、最短5分で必要書類が完成します。

「仕事の種類」にカラーリストやカラー診断はないので「フリーランス」、
「職業の概要」はご自身が今後名乗っていく職業名を入れましょう。
パーソナルスタイリスト、骨格診断士etc.

想定月収を入れると自動的に年収も計算されます。
「想定」なので実際は低かったら…とあまり考え過ぎずに入れてみましょう。


自動で計算された想定年収から、青色申告によってどれだけ節税効果があるかもシュミレーションできます。
様々な月収で比較してみました。

月収10万円の場合
月収30万円の場合
月収60万円の場合
月収100万円の場合


その後の手順についてもスムーズです。
開業届を提出する税務署の地図が表示され、提出書類をプリントアウトすることが出来ます。
ご自宅にプリンターがない、壊れて使えない状態という方のためにコンビニプリントのことも記載されています。

税務署に出向くことなく書類に記載してポストに投函すれば完了です。

なお、手順に他にも必要なものが記載されていますが、
サロン開業しない方、今後法人にしていきたい方以外は立派な印鑑は必要ありません。


お仕事用の口座は必要になります。
オススメはゆうちょ銀行の口座です。お客様から入金があった際にメールで通知が来ること(誰が振り込んだかはメールでは確認出来ません)、知名度が高い銀行はお客様が安心できることがオススメの理由です。
「ゆうちょダイレクト」を申請すると、パソコンやスマートフォンからの残高確認や支払いも簡単に出来ます。

確定申告を簡単に終わらせる方法

確定申告には青色申告と白色申告の2種類があり、期限までに書類を作成し納税をすることが重要です。
最近は確定申告が出来る会計ソフトが充実しています。会計ソフトの使用料はかかりますが、税理士さんに頼むよりはずっとリーズナブルです。
お勧めしたいのは、会計ソフトfreeeの活用です。

確定申告ソフトのfreeeは、会計の知識がないから不安だという方でも、質問に沿って答えていくだけで簡単に書類を作成することができます。

銀行口座やクレジットカード、Paypalなど同期させることで入力の手間がかなり省かれます。

他にもたくさん会計ソフトはあるので比較してみてください。
>>>オススメの会計ソフト17選




いかがでしたでしょうか?

もっと詳しく知りたい場合は
・カラーリストの資格について→各機関
・確定申告、開業について→お近くの税務署

にご相談くださいね。

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